足が冷える原因は冷え性だけではない!?
考えられる病気について詳しく解説
足の冷えには、生活習慣だけでなく病気が隠れている場合もあります。本記事では、原因・疑われる病気・受診の目安・改善法をわかりやすく解説します。思い当たる症状があれば、早めにご相談ください。

足が冷える原因とは

足が冷える原因は、主に血行不良、自律神経の乱れ、筋肉量の低下が関わっています。ここでは、それぞれの原因について詳しく解説します。
血行不良
血行不良は、足の冷えで一般的な原因の一つです。血管が収縮することで、血液の流れが悪くなり、十分な血液が届かないことで足が冷える症状につながります。また、デスクワークや長時間同じ姿勢でいることが多い場合も血行が滞りやすく、足の冷えを引き起こします。
自律神経の乱れ
自律神経は体内の温度調節や血液の流れをコントロールしていますが、この働きが乱れると、足の冷えの原因になります。ストレスや不規則な生活が続くと、交感神経が過剰に働き、血管が収縮し、血流が悪くなることがあります。特に、寝不足や過度なストレスを感じていると、自律神経が乱れやすく、冷え性を悪化させることがあります。
筋肉量の低下
筋肉は体温を維持するための重要な役割を果たしていますが、筋肉量が減少すると、体温の維持が難しくなり、足が冷えやすくなります。特に年齢を重ねると筋肉が自然に減少しやすいため、症状が進行することがあります。また、運動不足の人も筋肉量が低下し、血行が悪化しやすくなります。
足が冷える症状で考えられる病気とは

足が冷える症状が続く場合、それは単なる冷え性ではなく、何らかの病気が関係している可能性があります。ここでは、足が冷える症状で考えられる病気について説明します。少しでも自分の症状に当てはまるものがあれば、お気軽にご相談ください。
閉塞性動脈硬化症
閉塞性動脈硬化症は、足の血管に脂肪がたまり、血流が悪くなる病気です。病気が進行すると、足先が冷たく感じ、時にはしびれや痛みを伴うこともあります。動脈が狭くなることで、血液の流れが阻害され、運動中などに足が冷たく感じることがあります。この病気は、高血圧や高コレステロール、喫煙が原因で進行することが多いです。
バージャー病
バージャー病は、足の血管が炎症を起こし、血流が悪くなる病気です。喫煙が主な原因とされています。この病気になると、足が冷たく感じるだけでなく、血流が悪化して足にしびれや痛みを感じることがあります。さらに、進行すると足の皮膚に潰瘍ができたり、最悪の場合は足を切断しなければならないこともあります。
甲状腺機能低下症
甲状腺は、体温調節やエネルギー代謝に関わるホルモンを分泌しています。甲状腺機能が低下すると、体温調節がうまくいかず、足を含む体全体が冷えることがあります。その他にも、疲れやすい、体重が増える、肌が乾燥するなどの症状も現れることがあります。
膠原病
膠原病は、免疫系に関係した病気で、血管に炎症が起こり、血流が悪くなることがあります。これにより、足が冷えたり、しびれを感じることがあります。
糖尿病性神経障害
糖尿病が長期間続くと、血糖値のコントロールがうまくいかなくなり、神経にダメージを与えることがあります。この神経障害は、足の冷えやしびれを引き起こす原因となります。足元が冷たく感じるだけでなく、しびれやチクチクする感覚、足先に痛みが生じることもあります。
足の冷えの特徴と受診の目安

足が冷える症状は、誰でも一度は経験したことがあると思います。しかし、冷えが続いたり、他の症状が現れたりする場合、何か病気が隠れている可能性があります。以下の特徴がある場合は、当院へ一度ご相談ください。
片足だけ冷える
両足が冷えるのは一般的ですが、片足だけが異常に冷たく感じる場合、血行不良や神経障害の可能性があります。特に、片足が冷えるとともに、痛みやしびれが伴う場合は、足の血管に問題が考えられるため、閉塞性動脈硬化症や神経障害など病気が関与していることがあります。
しびれや痛みを伴う
足の冷えに加えてしびれや痛みを感じる場合、血流が悪化しているか、神経が圧迫されている可能性があります。糖尿病性神経障害や末梢動脈疾患など、血管や神経に関わる病気が関与していることが多いです。
足の色の変化
足が冷たくなるだけでなく、色が青紫や白っぽくなることがあります。これは血流が著しく悪化しているサインです。原因は血管が収縮し、足先の血流が滞っていることが考えられます。足の色が変わったり、冷えとともに血色が悪くなる場合は、血管に異常がある可能性があるため、放置せずにご相談ください。
潰瘍や傷ができる
足の冷えが長期的に続くと、足の皮膚に潰瘍や傷ができることがあります。特に、血流が悪くなると、傷の治りが遅くなることがあります。これが進行すると、感染症や壊死に繋がることがあるため、放置しないようにしましょう。
足の冷えを改善するには

足の冷えを改善するためには、日常生活の見直しをすることが大切です。冷えの原因が血行不良や自律神経の乱れ、生活習慣に関わることが多いため、ここでは改善する方法をご紹介します。
運動習慣
運動は血行を改善するために非常に効果的です。特に、ウォーキングや軽いストレッチは血流を促進し、足の冷えを軽減することができます。筋肉が活発に動くことで、血液が体全体に巡り、足元も温かく感じるようになります。
食生活
食生活も足の冷えに大きな影響を与えます。冷えを改善するためには、体温を上げる効果のある食べ物を意識的に摂取することが大切です。温かい飲み物や、体を温める食材(生姜や唐辛子、にんにくなど)を取り入れましょう。また、血行を良くするためには、鉄分やビタミンEが豊富な食べ物も積極的に摂ることが重要です。赤身の肉やレバー、ほうれん草など、鉄分を多く含む食材を食事に取り入れることで、血行をサポートすることができます。
ストレスのケア
ストレスは自律神経を乱し、血流を悪化させる原因となります。ストレスが溜まると、体が緊張し、血管が収縮して冷えがひどくなることがあります。日々のストレスを軽減するために、リラックスできる時間を持つことが非常に重要です。深呼吸や瞑想、軽いヨガなど、自分に合ったリラックス法を取り入れて、心身のバランスを整えましょう。ストレスをうまく管理することで、冷え性の改善に繋がります。
検査を受ける
足の冷えが改善しない場合、血行不良や他の健康問題が関係していることがあります。特に、冷えに加えてしびれや痛み、足の色の変化がある場合は、早めに当院へご相談ください。血圧や血糖値、血液の状態などをチェックすることで、冷えの原因となる病気を早期に発見できます。
症状が気になる方は天白区のばんのクリニックへご相談ください
足が冷える・しびれる症状は単なる冷え性にとどまらず、血流の悪化や神経の障害、さらには他の疾患が関与している場合もあります。私たちは、「まだ病院に行くべきかわからない」そんな段階のご相談も大切にしています。初診の方や、症状があいまいな方も、どうぞ気軽にご相談ください。







